
選句です。
- もね
2026/09/01 (Tue) 17:54:12
毬さん、ぽけっとさん、お世話になります(^^)
〇06大文字の端の欠けたる路地桟敷
路地桟敷とはリアル。「端の欠けたる」に近くから見ている臨場感と迫力を感じます。
◎16大文字箱階段をきしませて
箱階段に京都の商家を連想しました。「きしませて」のひらがな表記もよく、これだけで二階へ上がって、大文字を見ていたのが分かりますね!
〇22水引草の花へ溜め息ほどの風
ため息ほどのが巧いですね、水引草の涼しく揺れるさまが見えてきます。
◎28三人を乗せ長茄子の馬である
茄子の馬に三人乗せる発想、これだけで俳人です!松山長茄子ならば十分乗れますね。馬であるという断定に笑いも止まりません。
〇30歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
獺祭が効いています。綴じ目のゆるびからの展開が素敵でした。
〇32貸ビルの遥か上空なる帰燕
燕の巣作りも大変。貸しビルにお世話になったかのように。上空から別れを言っているようで面白い。
来年も帰ってきますと。
〇37歌舞伎座のロビー艶やか式部の実
歌舞伎座のロビーと高貴な紫色の式部の実がええ塩梅です。
〇49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
しばらく使っていないボートを取りに。踏まぬようにの措辞が浜昼顔への優しさを感じます。
〇55菜園の西瓜小さきままに熟る
家庭菜園のアルアルですね。小さくてもこんな西瓜が愛おしいのです。
選句です
- あい
2026/09/01 (Tue) 17:46:40
いつもお世話になって有難うございます。
並選
4 右払い大きく伸びる大文字
壮大な景色を想像し、いつも見慣れている方だけに解る違いかなとおもいました。
14 くすぶりつつ闇へ溶けゆく大文字
終りに近くなり大文字が消えてゆく時の美しさや儚さが、中七の表現に表されています。
16 大文字箱階段をきしませて
箱階段が軋む音も、京都らしく的確に詠んでおられると思いました。
20 大文字教へてもらふ京ことば
京都の土地の人ならではの、話が判らず、傍の知人にでも尋ねた場面でしょうか。
30 歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
良く使い込んだ大切な歳時記を想像しました。
特選
25 水入らずなり枝豆の茹で上がる
一族が盆行事ごとで集まった場面を想像しました。一句がまとまって、上五の始まり、茹で枝豆を真ん中に楽しい団欒の光景が見えて これぞ家族!の光景です。季語の 枝豆 がとても良いと思います。
選句です。
- しょう
2026/09/01 (Tue) 14:15:09
毬さん、ぽけっとさん
猛暑の日々、今回もお世話になりありがとうございます。
〇06大文字の端の欠けたる路地桟敷
端っこが見えないとは!東山に近い路地を思いました。
近くより見る「大」の字の迫力も。
〇10つり革の揺るる叡電大文字
仕事帰りでしょうか、吊革につかまりつつ車窓を遠く移り行く大文字。
日々の営みのなかの感慨がふと一句に…
◎18大文字見遣る千本格子かな
いかにも京の町家らしい華奢で洗練された千本格子の中から。
「見遣る」の、うれいとなまめかしさ。花街を彩る佳人なのかもしれません。
◎22水引草の花へ溜め息ほどの風
水引草、ほんの少しの風にも揺れて、
楚々とした繊細な花の様子が伝わってきます。
〇29カルストを突つ切る道や銀河濃し
雄大にして気持ちの良い景が広がります。
満天の星なのですね。
〇49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
艇庫と浜昼顔と海。青春の1ページが鮮やかに…
「踏まぬやう」、足元の映像の解像度の高さを思います。
○51口中に仁丹の香や敬老日
敬老日と仁丹に直接関係はないけれど、不思議に納得してしまいました。
昔からある丸薬、そして、ともに銀色の感じ?
選句です。
- あきら
2026/09/01 (Tue) 13:48:05
毬さん、ぽけっとさん、いつもお世話になっております。
選句をいたしましたので、お願いいたします。
〇04右払い大きく伸びる大文字
燃えていくにつれてなお右払いが伸びているよう
です。大きな景で実感が伴っています。
〇08亡き父の背中の記憶大文字
お父上の背中と大文字、感慨深いですね。
ご一緒に何度もご覧になられたのでしょう。
◎22水引草の花へ溜息ほどの風
水引草だからこそ、ため息ほどの微かな風に
も揺れたのでしょう。観察眼の確かさと、感性
に共感しました。
〇24一日でのびる草丈夏の雨
とてもよく分かります。雨のあとに待っている
のは、草との格闘です。
〇26推し活の話に交じり生身魂
とてもお元気な方なのですね。今の世の中に順
応されていて、ほほえましくも感じました。
◎37歌舞伎座のロビー艶やか式部の実
ロビーに式部の実が飾られていたのでしょう。
一見地味に見える式部の実ですが、歌舞伎座の
ロビーだからこそ、艶やかさを演出してている
ようです。
今月も参加させていただきありがとうございました。
地震、大雨、残暑と、心配なことが多いですが、みなさまどうぞ御元気でお過ごしくださいませ。
選句です。
- 毬
2026/09/01 (Tue) 13:47:05
◎06大文字の端の欠けたる路地桟敷
路地にある桟敷から見る大文字。
狭い路地から見ると端が欠けて見えるんですね。
京都の路地から見る大文字の様子がよくわかります。
〇07大文字窓から見えて氷菓子
自宅の窓から大文字が見えるなんて羨ましい!
しかも、アイスキャンデーをなめながら~~
〇22水引草の花へ溜め息ほどの風
水引の繊細な花の揺れが、溜息ほどの風と言う表現で
よくわかります。
◎25水入らずなり枝豆の茹で上がる
水入らずと言うのが枝豆の醸し出す雰囲気とぴったりです。
美味しく食べる良い時間が思われます。
〇28三人を乗せ長茄子の馬である
松山は長茄子の名産地です。
あのくらい長い茄子だと、ご先祖様3人乗るのに
ピッタリですね♪
〇33まくなぎに杖振り上げてゐる翁
まくなぎの鬱陶しさに着い杖を振り上げてしまった
ご老人。お姿が浮かびます。
〇39たましひは魚影となりて水の秋
魚の影は人の魂だったんですね。
妙に納得です。季語でより美しい句になってます。
〇41看板猫の背のハート柄秋涼し
愛らしい看板猫が背中にハートを背負って。
ハート柄でお店も繁盛しそうです。
〇49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
可憐な浜昼顔とその向こうに艇庫が見えます。
浜昼顔を踏まないようにと言う優しい気持ちが良いですね。
選句です
- 龍吉
2026/08/31 (Mon) 19:48:41
毬さん、ぽけっとさん
いつもお世話いただきありがとうございます。
◎06大文字の端の欠けたる路地桟敷
路地桟敷で見ているなんて実を詠み込む手腕に拍手。
◎16大文字箱階段をきしませて
京の町屋、それも商家の階段の暗さと大文字の明るさがいいですね。
◎22水引草の花へ溜め息ほどの風
儚い水引草の花を揺らす風がうまく切り取られています。
◎30歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
歳時記と子規の組み合わせと「綴じ目のゆるび」に俳句の時間を感じさせてくれます。
⚪︎39たましひは魚影となりて水の秋
たましいがあるとすればあの魚影。
⚪︎47墓参とは手のひらほどの瀬戸の海
瀬戸の海を「手のひらほど」と見た佳作。
⚪︎55菜園の西瓜小さきままに熟る
いかにも家庭菜園の西瓜。なかなか大玉に育てられない残念さがいい。
選句です - 恵子
2026/08/30 (Sun) 22:11:26
〇16大文字箱階段をきしませて
箱階段を登って二階の窓から見る大文字。どの字が見えるのか気になります。箱階段が京都への連想を拡げます。
〇30歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
ゆるびが季語を際立てます。
〇37歌舞伎座のロビー艶やか式部の実
式部の実の紫が歌舞伎座の艷やかさにぴったりです。
◎39たましひは魚影となりて水の秋
魂が魚影となり秋の水に泳いでいる。
静謐な追悼。多くを語らない俳句の醍醐味を感じました。
〇50ゲートルの幼き写真敗戦日
ゲートルを巻くまだ幼い少年。敗戦日が作者の思いを際立てます。
選句です。 - 瀬戸 薫
2026/08/29 (Sat) 22:03:19
毬さん、ぽけっとさん、いつもお世話になり有難うございます。
選句です。
◎01残像の五山送り火今もなお
かつて見た五山の送り火は、今も心の中で燃え続けています。これは一生の宝物です。
〇08亡き父の背中の記憶大文字
幼いころの微かな思い出。父に背負われて大文字を見たことを懐かしく思っています。
〇24一日でのびる草丈夏の雨
まさのこの通りで、特に雑草などはあっという間に大きくなります。
〇25水入らずなり枝豆の茹で上がる
懐かしい親戚の人達と一緒に食事をすることになりました。ビールのつまみの枝豆をまず茹でています。「水入らず」という言葉が効いています。
◎26押し活の話に交じり生身魂
皆で押し活の話になりましたが、そこにいたご老人は話に入れず、聞き役でした。さてご老人に押し活はあるのでしょうか?
〇49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
高等学校のボート部の艇庫です。艇庫を開くのが久しぶりであったため、浜昼顔が成長していました。部員の戸惑った顔が目に浮かびます。
『大文字』清記 - 毬
2026/08/26 (Wed) 15:01:21
お待たせいたしました。
「大文字」清記です。
毎日異常な暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
愛媛の松山は連日35度超えの暑さが続き、雨も降らずで
もう毎日ヘロヘロの日々を過ごしております。
お盆を過ぎても一向に衰えを見せない暑さに脅威を覚えます。
日本の四季もすっかり様変わりしてきたように思います。
夏が暑すぎる長すぎる~
さて今月は11名の方々にご参加頂きました。
お暑い中、ありがとうございます。
「大文字」めっちゃ難しかったです。
見たこと無いし。。。涙
では、選句選評を宜しくお願い致します。
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選句締切 9月2日水曜日
◎特選〇並選・入選 で何句でも選句OK!
各自掲示板に書き込んで下さいね♪
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皆様の選句選評が揃い次第、ぽけっとさんが披講致します。
なお間違い等ありましたら、毬までご連絡ください。
では清記です。
兼題『大文字』 出題者 龍吉さん♪
01残像の五山送り火今もなお
02大文字盆の終はりの火を送る
03執着の薄れ行くなり大文字
04右払い大きく伸びる大文字
05久々の夫の帰郷や大文字
06大文字の端の欠けたる路地桟敷
07大文字窓から見えて氷菓子
08亡き父の背中の記憶大文字
09大の字の払ひ伸びゆく左京かな
10つり革の揺るる叡電大文字
11大文字最後の一火強くあり
12男衆のほど良き気付け大文字
13大文字京の五山の一の筆
14くすぶりつつ闇へ溶けゆく大文字
15五分づつ遅れて点る大文字
16大文字箱階段をきしませて
17東山闇を濃くして大文字
18大文字見遣る千本格子かな
19さよならのちかづく左大文字
20大文字教へてもらふ京ことば
21五山送り火往きたるままの父の影
【雑詠】
22水引草の花へ溜め息ほどの風
23容赦なき暑さ朝から夕べまで
24一日でのびる草丈夏の雨
25水入らずなり枝豆の茹で上がる
26推し活の話に交じり生身魂
27白檀の香の燻りゆく盂蘭盆会
28三人を乗せ長茄子の馬である
29カルストを突つ切る道や銀河濃し
30歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
31落人の村雅なる盆踊題
32貸ビルの遥か上空なる帰燕
33まくなぎに杖振り上げてゐる翁
34肩止まり鳥居をくぐる蜻蛉かな
35鰯雲へと一服の煙かな
36新涼や川幅満たす朔の潮
37歌舞伎座のロビー艶やか式部の実
38流しさうめんまづは竹伐るところから
39たましひは魚影となりて水の秋
40秋風やいつもは忘れてゐる心音
41看板猫の背のハート柄秋涼し
42風の便りさえ届かざる厄日かな
43乱取りのやう熱風と涼風と
44蓮の葉の花際立てる深緑
45頬杖の窓に秋蝶モンキチョウ
46酒蔵のアフタヌーンティー小鳥来る
47墓参とは手のひらほどの瀬戸の海
48水琴窟哭かせて秋思飼いならす
49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
50ゲートルの幼き写真敗戦日
51口中に仁丹の香や敬老日
52炎熱の壁画は空へ立ち上る
53縁側の下に一列西瓜の芽
54母の手に似し新米の塩むすび
55菜園の西瓜小さきままに熟る
8月兼題『大文字』 - 毬
2026/08/03 (Mon) 12:29:27
龍吉様、早速の兼題出題をありがとうございます。
例句も書いて頂きありがとうございます。
大文字 今まで読んだことが無い季語かもです。
頑張らねば。
モーレツに暑い日が続いています。
まだまだ秋の気配なんてどこにと言う感じですが、
秋を思って詠んでみましょう!
+++++++++++++++++++++++++
8月兼題『大文字』 出題者 龍吉さん
傍題
大文字の火、妙法の火、船形の火、左大文字、鳥居形の火、 五山送り火、施火
投句締切 8月25日火曜日
兼題1句以上+雑詠で合計5句投句
投句メルアド maron550401@yahoo.co.jp 毬宛
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皆様のご投句をお待ちしております♪