
選句です。
- 瀬戸 薫
2026/08/29 (Sat) 22:03:19
毬さん、ぽけっとさん、いつもお世話になり有難うございます。
選句です。
◎01残像の五山送り火今もなお
かつて見た五山の送り火は、今も心の中で燃え続けています。これは一生の宝物です。
〇08亡き父の背中の記憶大文字
幼いころの微かな思い出。父に背負われて大文字を見たことを懐かしく思っています。
〇24一日でのびる草丈夏の雨
まさのこの通りで、特に雑草などはあっという間に大きくなります。
〇25水入らずなり枝豆の茹で上がる
懐かしい親戚の人達と一緒に食事をすることになりました。ビールのつまみの枝豆をまず茹でています。「水入らず」という言葉が効いています。
◎26押し活の話に交じり生身魂
皆で押し活の話になりましたが、そこにいたご老人は話に入れず、聞き役でした。さてご老人に押し活はあるのでしょうか?
〇49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
高等学校のボート部の艇庫です。艇庫を開くのが久しぶりであったため、浜昼顔が成長していました。部員の戸惑った顔が目に浮かびます。
『大文字』清記 - 毬
2026/08/26 (Wed) 15:01:21
お待たせいたしました。
「大文字」清記です。
毎日異常な暑さが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
愛媛の松山は連日35度超えの暑さが続き、雨も降らずで
もう毎日ヘロヘロの日々を過ごしております。
お盆を過ぎても一向に衰えを見せない暑さに脅威を覚えます。
日本の四季もすっかり様変わりしてきたように思います。
夏が暑すぎる長すぎる~
さて今月は11名の方々にご参加頂きました。
お暑い中、ありがとうございます。
「大文字」めっちゃ難しかったです。
見たこと無いし。。。涙
では、選句選評を宜しくお願い致します。
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選句締切 9月2日水曜日
◎特選〇並選・入選 で何句でも選句OK!
各自掲示板に書き込んで下さいね♪
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皆様の選句選評が揃い次第、ぽけっとさんが披講致します。
なお間違い等ありましたら、毬までご連絡ください。
では清記です。
兼題『大文字』 出題者 龍吉さん♪
01残像の五山送り火今もなお
02大文字盆の終はりの火を送る
03執着の薄れ行くなり大文字
04右払い大きく伸びる大文字
05久々の夫の帰郷や大文字
06大文字の端の欠けたる路地桟敷
07大文字窓から見えて氷菓子
08亡き父の背中の記憶大文字
09大の字の払ひ伸びゆく左京かな
10つり革の揺るる叡電大文字
11大文字最後の一火強くあり
12男衆のほど良き気付け大文字
13大文字京の五山の一の筆
14くすぶりつつ闇へ溶けゆく大文字
15五分づつ遅れて点る大文字
16大文字箱階段をきしませて
17東山闇を濃くして大文字
18大文字見遣る千本格子かな
19さよならのちかづく左大文字
20大文字教へてもらふ京ことば
21五山送り火往きたるままの父の影
【雑詠】
22水引草の花へ溜め息ほどの風
23容赦なき暑さ朝から夕べまで
24一日でのびる草丈夏の雨
25水入らずなり枝豆の茹で上がる
26推し活の話に交じり生身魂
27白檀の香の燻りゆく盂蘭盆会
28三人を乗せ長茄子の馬である
29カルストを突つ切る道や銀河濃し
30歳時記の綴じ目のゆるび獺祭忌
31落人の村雅なる盆踊題
32貸ビルの遥か上空なる帰燕
33まくなぎに杖振り上げてゐる翁
34肩止まり鳥居をくぐる蜻蛉かな
35鰯雲へと一服の煙かな
36新涼や川幅満たす朔の潮
37歌舞伎座のロビー艶やか式部の実
38流しさうめんまづは竹伐るところから
39たましひは魚影となりて水の秋
40秋風やいつもは忘れてゐる心音
41看板猫の背のハート柄秋涼し
42風の便りさえ届かざる厄日かな
43乱取りのやう熱風と涼風と
44蓮の葉の花際立てる深緑
45頬杖の窓に秋蝶モンキチョウ
46酒蔵のアフタヌーンティー小鳥来る
47墓参とは手のひらほどの瀬戸の海
48水琴窟哭かせて秋思飼いならす
49艇庫まで浜昼顔を踏まぬやう
50ゲートルの幼き写真敗戦日
51口中に仁丹の香や敬老日
52炎熱の壁画は空へ立ち上る
53縁側の下に一列西瓜の芽
54母の手に似し新米の塩むすび
55菜園の西瓜小さきままに熟る
8月兼題『大文字』 - 毬
2026/08/03 (Mon) 12:29:27
龍吉様、早速の兼題出題をありがとうございます。
例句も書いて頂きありがとうございます。
大文字 今まで読んだことが無い季語かもです。
頑張らねば。
モーレツに暑い日が続いています。
まだまだ秋の気配なんてどこにと言う感じですが、
秋を思って詠んでみましょう!
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8月兼題『大文字』 出題者 龍吉さん
傍題
大文字の火、妙法の火、船形の火、左大文字、鳥居形の火、 五山送り火、施火
投句締切 8月25日火曜日
兼題1句以上+雑詠で合計5句投句
投句メルアド maron550401@yahoo.co.jp 毬宛
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皆様のご投句をお待ちしております♪
次回兼題 - 龍吉
2026/08/02 (Sun) 17:59:14
毬さん、ぽけっとさん、
木の実句会の皆さんお世話になります。
もう、僕の番ですか? ズバリ「大文字」でいきましょう。
【子季語】 大文字の火、妙法の火、船形の火、左大文字、鳥居形の火、 五山送り火、施火
贈られし大文字焼の炭かをる 能村登四郎
大文字筆勢繋ぎゆく速さ 山田弘子
ことごとくうしろ姿や大文字 亀丸公俊
千二百年猫の手借りた大文字 尾上有紀子
ぐいぐいと筆法のびる大文字 きくちつねこ
披講 - ぽけっと
2026/08/02 (Sun) 11:12:09
記録的な猛暑日が続いています。
熊本地震の被災地の復興が一日も早く進むことを切に願っています。
今月もご参加いただきありがとうございました。
明るい気持ちで美しい「虹」を見上げることができますように。
次回の兼題出題者は、『龍吉』さんです。
『龍吉』さん、宜しくお願いします。
兼題『虹』 出題者 もねさん♪
02だってほら二重虹だったんですよ しょう 13点
○毬◎龍吉◎あきら○もね◎唯
03虹を背にバイクで走る郵便夫 恵子 2点
○龍吉
08かけつこの子等の歓声虹が出た 毬 2点
○径
10釣り糸の縺れ解けたる夕の虹 もね 2点
○ぽけっと
11眺めゐて暫らく虹に飼はれをり ぽけっと 3点
◎もね
13機窓より見下ろす虹の真直ぐなる しょう 9点
○毬◎瀬戸薫○恵子○もね
14消えるまで見届けてゐる虹の脚 恵子 5点
○しょう◎ぽけっと
16ご機嫌やイルカは虹を吐いてをり もね 2点
○毬
17夕虹のことを一行日記かな ぽけっと 2点
○あい
18北国の木々それぞれに虹染みる 龍吉 4点
○毬○ぽけっと
19虹を見る仏頂面の反抗期 恵子 11点
○あきら○しょう◎径○唯○あい
20消えかけの虹に気づける小さき幸 径 5点
◎瀬戸薫○龍吉
22伝承を受くる重さや二重虹 唯 3点
◎しょう
披講 - ぽけっと
2026/08/02 (Sun) 11:13:20
【雑詠】
23真夏日や男の愚痴を聞いてゐる 唯 2点
○あい
25傷口にひびく太鼓や夏祭 恵子 6点
○瀬戸薫○しょう○ぽけっと
26遠きほど色濃く見ゆる植田かな 瀬戸薫 6点
○毬○しょう○ぽけっと
27空洞へ朝日を満たし蝉の殻 径 9点
◎毬◎恵子◎もね
29六棟の長屋更地に風灼くる 毬 4点
○径○ぽけっと
32風の葉に遅れ揺るるや蓮の花 ぽけっと 9点
○毬○恵子◎しょう○もね
34こんなにも白くて烏瓜の花 しょう 4点
○あきら○ぽけっと
35左手の光る指輪や夏祭 恵子 2点
○毬
36仏像の唇厚し南風 瀬戸薫 4点
○恵子○しょう
37三伏や書店退去のビルの窓 径 2点
○瀬戸薫
38空蝉の風に転がりケセラセラ あきら 4点
○瀬戸薫○龍吉
39水槽の泡のなないろ熱帯夜 毬 2点
○径
41江戸切子の青を透かして心太 唯 8点
○毬○恵子○あきら○ぽけっと
42離陸音消えゆく八月の知覧 もね 4点
○径○あい
44よどみなく切りだす話サングラス しょう 4点
○もね○唯
46浴衣着て十七歳はもう大人 あきら 4点
○龍吉○唯
47夏休みサーフボードを抱へ来る 毬 2点
○あきら
49夜もすがら歩く摩周の星涼し もね 6点
○しょう○径○ぽけっと
50雲の峰見てゐて名前思い出す ぽけっと 4点
○龍吉○もね
51子規堂に虚子の筆塚涼しかり 瀬戸薫 3点
◎あい
52雲の峰それより高き飛び込み台 あきら 7点
○しょう◎ぽけっと○唯
53きつぱりとショートカットや夏蜜柑 毬 2点
○あきら
54町内放送突っ切って来る青田波 あい 6点
○毬○瀬戸薫○もね
01虹消えて汝の記憶が鮮やかに
04大いなる虹支へたる地平線
05虹立つや海坂の果てまだ見えず
06橋脚は高圧鉄塔虹の橋
07虹消えて余韻の空の昏れ始む
09建ち上がるビルの骨格朝の虹
12虹の立つ黄泉平坂まで来り
15虹消えて既読スルーの友のこと
21虹出るとハミングしたくなるは何故
24『秘密基地キャンプ』は佳境奥日光
28夏の月パスポート手にひと吠えす
30明け易し身動がぬ海亀の背
31老斑や清貧の香の麦こがし
33雲の峰リメイクで継ぐランドセル
40ジーンズの似合う銀髪氷菓子
43絵日記の最後のページの花火かな
45神木の幹青苔に覆はれて
48旱空放置金庫が庭の隅
55白南風や若き庭師の片ピアス
あいさんの選句です♪ - ぽけっと
2026/08/02 (Sun) 10:42:02
機器の不具合で、選句のみとさせていただきますとのことです。
以下 あいさん選です。
○17夕虹のことを一行日記かな
○19虹を見る仏頂面の反抗期
○23真夏日や男の愚痴を聞いてゐる
○42離陸音消えゆく八月の知覧
◎51子規堂に虚子の筆塚涼しかり
選句です - 唯
2026/08/01 (Sat) 22:48:26
毬さん、ぽけっとさん
いつもありがとうございます。選句させていただきます。
◎02だってほら二重虹だったんですよ
口語俳句の良さが充分に出ていて、面白い句だと思いました。口語俳句も良いですね~
〇19虹を見る仏頂面の反抗期
反抗期の子も美しい虹を…本当は優しい子なんですよね。
〇44よどみなく切りだす話サングラス
サングラスをかけていると、言いにくいこともすんなりと話せるような気がします。
〇46浴衣着て十七歳はもう大人
十七歳は充分に大人です。ましてや浴衣姿。
女らしい仕草にも色香が感じられます。
〇52雲の峰それより高き飛び込み台
雲の峰と高い飛び込み台、取り合せがとても良くて、
青い空や、飛び込み台に立つ人の様子も見えてきます。
選句しました - ぽけっと
2026/07/31 (Fri) 21:43:16
○10釣り糸の縺れ解けたる夕の虹
やれやれ・・と見上げると夕虹。夕虹ももう解けかけているのかも。
◎14消えるまで見届けてゐる虹の脚
こういう詠み方があったか・・。
虹を最後まで眺める好奇心こそが俳人ですね。
○18北国の木々それぞれに虹染みる
北の大地の虹も丁寧にみるとこんなにも繊細なのだと気づかされます。
虹染みるに臨場感がありますね。
○25傷口にひびく太鼓や夏祭
傷口が痛むわけではないのですが、その比喩に実感があります。
○26遠きほど色濃く見ゆる植田かな
実際にその場に立たないと生まれない句ですね。
見て詠んだ句はしっかりと伝わります。
○29六棟の長屋更地に風灼くる
ぽっかりと空いた土地は涼しいのかと思いきや、灼けた風が届きます。
今年の夏のリアルさ。
○34こんなにも白くて烏瓜の花
最後に烏瓜の花が美しく見えてきます。
○41江戸切子の青を透かして心太
心太がより涼やかに見えてきます。
○49夜もすがら歩く摩周の星涼し
摩周湖の夜空はさぞ美しいことでしょう。体験したいものです。
◎52雲の峰それより高き飛び込み台
夏らしい面白い構図です。さぞ勇気がいることでしょうね。
選句です♪ - 径
2026/07/31 (Fri) 13:53:25
毬さん、ぽけっとさん
いつもお世話になりありがとうございます。
〇08かけつこの子等の歓声虹が出た
ひとりが見つけた虹を揃って見上げる。
何にでも全力で向かう子供たちの歓声が快い。
◎19虹を見る仏頂面の反抗期
反抗期でも自然の造形に感動する心があることに安堵します。
〇29六棟の長屋更地に風灼くる
昭和からの長屋がついに更地に。人の気配のない更地は暑さもひとしお。
〇39水槽の泡のなないろ熱帯夜
眠れない夜にみつめる水槽。中の熱帯魚が羨ましい?
〇42離陸音消えゆく八月の知覧
八月に消してはならない記憶のひとつ知覧の特攻基地。
〇49夜もすがら歩く摩周の星涼し
なんとも羨ましい。近年は北海道も暑くなっているようですが、さすがに摩周湖あたりは別天地のようで。
今月も参加させていただきありがとうございました。
選句です。 - もね
2026/07/31 (Fri) 10:45:20
毬さん、ぽけっとさん、お世話になります(^^)
〇02だってほら二重虹だったんですよ
幸運のサインの二重虹。余程伝えたかったんでしょうね。会話をそのまま俳句に、素晴らしい!
◎11眺めゐて暫らく虹に飼はれをり
虹を見ているようで、実は虹に飼われている。この発想が好きですね。
美しい虹に立ち尽くす姿は、まさにそうです。
〇13機窓より見下ろす虹の真直ぐなる
これも視点が凄いですね。機窓より見えた真直ぐな虹。ラッキーこの上なし。
◎27空洞へ朝日を満たし蝉の殻
蝉の殻が効いてますね。蝉が羽化した後でしょうか。その空洞へ朝日を満たすの措辞。観察眼と好奇心の逞しさは俳人そのもの!
〇32風の葉に遅れ揺るるや蓮の花
これも鋭い観察眼ですね。じっと見ていたからこその発見。最後の蓮の花が出てくる種あかし、語順の良さです。
〇44よどみなく切りだす話サングラス
言いにくい話も何のためらいもなくすらすらと切り出す。キザにも見えますが、サングラスしているからこそ言いやすいのかも。
〇50雲の峰見てゐて名前思い出す
雲の峰をじっと見ていると不思議と昔のことが思い出されます。そんな時忘れていた人の名前がふっと思い出される。
こんな気持ちにさせるのが雲の峰。
〇54町内放送突っ切って来る青田波
突っ切って来るがいいですね!長閑な田園に広がる青田が波打つように。町内放送がまたリアル。