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『水澄む』清記です。 - 毬

2026/10/26 (Mon) 13:01:43

お待たせいたしました。
「水澄む」清記です。

今日は全国的に雨模様のようですね。
東北では大雨となっている模様です。
今年は雨の被害も多く、いろんな面で不順な秋ですね。
被害がこれ以上広がらない事を願います。

さて、今月は11名の方々のご参加を頂きました。
ありがとうございました。

どのような水澄むが詠まれたでしょう。
皆様の選句選評をお待ちしております。

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選句締切 11月2日月曜日

◎特選〇並選・入選 で何句でも選句OK!

各自掲示板に書き込んで下さいね♪

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皆様の選句選評が揃い次第、ぽけっとさんが披講致します。
なお間違い等ありましたら、毬までご連絡ください。

では清記です。

兼題『水澄む』   出題者 あいさん♪

01水澄みて石灯篭の立ち姿       

02水澄みてやがて身ぬちも澄みにけり    

03水澄むや石ころ道を岩屋寺へ       

04水澄むや影どつしりと河口堰     

05水澄むや聖水といふひとしづく       

06これやこのナルキッソスの水澄めり     

07真新しき三連水車水澄めり      

08賛美歌のボーイソプラノ水澄めり     

09水澄みて切株はまだ若き色        

10水澄むや聖書にありし主のことば      

11迷ひなき筆意の一書水澄めり       

12水澄むや名刺差し出す割烹着        

13閼伽桶に山よりの水澄むを汲む       

14水澄みて翁の池の鏡凪        

15湖の大き鏡の水澄めり           

16レントゲン写真に影や水澄めり      

17水澄むやきれいな玉止めを君は      

18カルストの土佐のあかうし水澄めり      

19水澄むや地球転げてしづかなる       

20古沼は森のまなこや水澄めり     

【雑詠】

21花野ゆくボールと犬と少年と      

22石榴割れ空の青さの恐ろしき      

23中洲いま金雀の来て姦しき        

24月光の帯は川幅しじら織       

25秋麗や遺影はこれと夫の言ふ題     

26山頂へ一歩一歩や紅葉晴        

27大根蒔く等間隔に赤い粒        

28鉢植えの根のはみ出せる秋祭       

29注連縄の磐を六周新松子        

30月食うた駱駝の瘤や十三夜         

31二上りの音合ふ午後や秋の声        

32笑顔満つお散歩カート秋高し      

33四方より甘き風来る大花野        

34マウスらは身を寄せ合うて秋深し      

35ボーカルの振りしなやかに秋気澄む      

36箸置きはなすびの形むかご飯       

37秋澄むや墨の香踊る納経帳      

38稲架掛けに投ぐる稲束秋高し       

39滅びゆくものに俳句はあるか月      

40迷彩の踏み込んでゆく真葛原      

41狂ひ出す磁針の果てや泡立草         

42恋といふ化学反応レモン切る        

43秋うらら亀堂々と街歩く       

44子規の句の みなし栗 とはこれのこと     

45白樺の幹の手触り秋の風       

46さらさらとヒスイ海岸鳥渡る        

47新豆腐ほのかに青き香のありぬ      

48長居してしまふ岸辺の十三夜       
 
49的を射る音や黄落しきりなる        

50農継ぐも継がぬも挙り里祭        

51秋冷や昨夜の雨に濡れる街      

52一葉に十色を重ね柿紅葉        

53銀杏舞う神殿に鳴る大太鼓        

54装丁の美しき本秋日差す       

55材木の強く匂へる鵙日和        


10月兼題『水澄む』 - 毬

2026/10/05 (Mon) 14:23:04

あいさん、早速の兼題と例句をありがとうございました。
すっかり秋らしくなって「水澄む」と言う兼題を
詠むのにふさわしい季節になりました。

「水澄む」美しい季語ですね♪

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10月兼題『水澄む』  出題者 あいさん

投句締切 10月25日日曜日

兼題1句以上+雑詠で合計5句投句

投句メルアド maron550401@yahoo.co.jp  毬宛

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皆様のご投句をお待ちしております♪

無題 - あい

2026/10/04 (Sun) 18:32:56


秋雨の一日で、慌てて、敷物を敷きました。

来月の兼題は 「水澄む」 でお願いいたします。

正座してこころ水澄む方へ行く 村越化石
吹く風も澄む水音も木曾に入る 髙橋悦男
英世生家母の漱ぎし水澄めり 白澤よしこ

披講しました♪ - ぽけっと

2026/10/03 (Sat) 15:16:04

今日の松山は雲ひとつない青空です。
あちこちで運動会が行われています。
天気図を見ると日本全国晴れ渡っているようですね。とても嬉しくなります。

今月もご参加いただきありがとうございました。
植えられているもの、干されてあるもの、料理の材料となるもの・・・そして感覚的にとらえられているもの・・・色々な唐辛子に会うことができました。
素敵な兼題でしたね、恵子さんありがとうございました。

さて、次回の兼題の出題者は、「あいさん」です。
「あいさん」よろしくお願いします。

兼題『唐辛子』   出題者 恵子さん♪


03平凡な庭に真つ赤な唐辛子       瀬戸薫 2点
○龍吉

04闇早き山家の軒や唐辛子     径 4点
○あい○龍吉

05束ねては花売るやうに唐辛子     龍吉 15点
〇恵子◎ぽけっと○もね○毬○しょう○あきら○唯

06糸唐辛子ふはりとパスタ整ひぬ     しょう 10点
〇恵子○ぽけっと◎もね◎唯

07唐辛子米寿となりし軒先に       あきら2点
〇瀬戸薫

13風筋を測りて軒へ唐辛子        ぽけっと 7点
〇恵子○毬◎しょう

14干しあげて天鵞絨の肌唐辛子     龍吉 12点
○径◎恵子○もね◎毬○あきら

15わらしべで括る三束の唐辛子     径 4点
○恵子○龍吉

16唐辛子触れば痛さうなる赫よ     しょう 5点
○径◎龍吉

18原宿をゆく口紅や唐辛子       恵子 2点
○しょう

20これ以上赤くはなれぬ唐辛子      ぽけっと 4点
〇瀬戸薫○龍吉

披講しました♪ - ぽけっと

2026/10/03 (Sat) 15:17:39

【雑詠】

21秋深し昭和生まれの好きな唄      あい 2点
○ぽけっと

23虫の音へ変はる雨音夕茜       径 4点
○ぽけっと○毬

24半生を語り松手入の終はる        しょう 5点
◎瀬戸薫○あい

25小流れの音や光や芒の穂       あきら 2点
○径

26紫苑晴れなりチャウチャウの舌青し      もね 4点
○ぽけっと○あきら

28気兼ねなき旅の道々鵙猛る        毬 2点
○もね

29初月や夢二の猫の黒淡し        唯 2点
○しょう

33踏切の幅に色なき風の道       径 10点
○瀬戸薫○あい○もね○しょう○唯

34こつと打つ茶杓の反りも水の秋      しょう 16点
◎径◎ぽけっと○龍吉◎もね○毬◎あきら

36ハーレーの音や花野のくすぐつたい     もね 10点
◎あい◎毬○しょう○あきら
 
40鶏頭を抜き所在なき庭となる      ぽけっと 6点
〇径○もね○あきら

43長き夜の心のままといふ時間     径 4点
○瀬戸薫○唯

44ジャム用の方のいちじくと思ふ      しょう 2点
○ぽけっと

45秋冷の胸や背中に聴診器       あきら 2点
○あい

46月天心巨船しづかに眠りをり       もね 4点
○ぽけっと○龍吉

47ふんわりと柔らかに研ぐ今年米       恵子 2点
○毬

49いわし雲猫それぞれにある居場所      唯 2点
○毬

50水中へ続く石段月明り         ぽけっと 7点
〇径○もね◎しょう

51天を目指すか朝顔の延び放題      あい 2点
○毬

53一列に保育園児や草の花        あきら 2点
○龍吉

54頑固さが顔に出る犬薮じらみ       毬 8点
〇径○しょう○あきら○唯

55かぎ針の細編み二目小鳥来る       唯 2点
○ぽけっと



01赤々と広ぐマダンの唐辛子      
02鷹の爪からから乾きゆく干し棹      
08病む吾を正しく叱咤たうがらし      
09交番に届けられたる唐辛子     
10日毎に色を増したる唐辛子       
11厨房に吊るす魔除けの唐辛子       
12唐辛子入れきんぴらの調へり     
17いかる唐辛子いやす軒行灯       
19夕雲は湖を滑りぬ唐辛子       
22生真面目は人を追ひ詰め鰯雲       
27鎮魂碑夕日に向かふ秋茜        
30母の忌の母に差したき秋日傘      
31曼珠沙華首傾げ立つ地蔵尊       
32擦れ違ふ僧侶の袈裟に秋の色       
35乱れ萩雨の一夜の明けにけり      
37新米に赤きシールの米袋        
38彼岸花みつけ一人の通学路        
39台風の目なり怪談読み耽る      
41失くしたる鍵やたわわに葡萄棚      
42梵鐘の余韻は永遠に秋の山       
48糸瓜忌や寸胴鍋の焦げ落とす       
52秋出水川面たちまち迫り上がる     

選句です - 唯

2026/10/03 (Sat) 10:35:51

毬さん、ぽけっとさん
いつもお世話になっております。
遅くなり申し訳ありません。
選句させていただきます。

〇05束ねては花売るやうに唐辛子
唐辛子にもいろいろな種類があり、束ねると本当に花束のようです。

◎06糸唐辛子ふはりとパスタ整ひぬ
一読して、糸唐辛子をふわりとかけたパスタが浮びました。美味しそうです~

〇33踏切の幅に色なき風の道
踏切の幅に秋風の道ができる…素敵な表現ですね。

〇43長き夜の心のままといふ時間
このひと時は自分だけの時間…そういう時間は必要ですよね。

〇54頑固さが顔に出る犬薮じらみ 
面白い…確かに犬にも個性があって、頑固さが表れている犬もいます。季語がとても効いていますね。

選句です。 - あきら

2026/10/02 (Fri) 21:40:17

毬さん、ぽけっとさん、いつもお世話になっております。選句をいたしましたので、お願いいたします。

〇05束ねては花売るやうに唐辛子
   道の駅などで売られている景でしょうか。花売    
   るやうに、の措辞がとても素晴らしいです。

〇14干しあげて天鵞絨の肌唐辛子
   唐辛子といえど美しい仕上がりに感動を覚え
   た作者の目に共感しました。
   
〇26紫苑晴れなりチャウチャウの舌青し
   面白い取り合わせですね。チャウチャウが舌を
   出して歩いている姿がなんとも微笑ましいです

◎34こつと打つ茶杓の反りも水の秋
   澄み切った秋の気配が「こつと・・」で表現
   されています。

〇36ハーレーの音や花野のくすぐつたい
   花野にはふさわしくないようなハーレーの音
   でしょうが、それがくすぐったいと表現した
   感性に脱帽です。

〇40鶏頭を抜き所在なき庭となる
   抜いてから鶏頭の存在感が新たになったのでし    
   ょう。あぁ秋も深まっていくのだという思いも
   感じました。

〇54頑固さが顔に出る犬藪じらみ
   犬も人間も顔にでますね、ふっと笑ってしまい  
   ました。

今回も参加させていただき、ありがとうございました。
季節の変わり目、みなさまどうぞご自愛くださいませ。
   
   

選句です。 - しょう

2026/10/02 (Fri) 17:16:11

毬さん、ぽけっとさん、今回もお世話になりありがとうございます。     



〇05束ねては花売るやうに唐辛子     
緑と艶のある赤とのコントラスト!まさに花束ですね。
唐辛子の華やかさがよく出ています。          

◎13風筋を測りて軒へ唐辛子        
つるす場所を選べば、唐辛子を過ぎてゆく風のやさしさ。
丁寧に生活を送られているのが伝わってきます。        

〇18原宿をゆく口紅や唐辛子       
どちらも艶やかにして際立った赫。 色繋がりの発見。                           

〇29初月や夢二の猫の黒淡し        
あぁ、あの黒猫ですね♪ 「初月」、「淡し」の描写力。
しなやかな猫の絵柄が思い出されます。

〇33踏切の幅に色なき風の道             
踏切の幅、という把握がいいですね。
そこにいて、初秋の風を体感したような心持になります。

〇36ハーレーの音や花野のくすぐつたい     
独特のエンジン音と花野との出会い。
くすぐったい、が花野らしくて楽しくて!
ハーレーの疾走感も。               

◎50水中へ続く石段月明り              
水底へ誘う石段のゆくえ、水中へにじんでいく月明かり。
幻想的で少しさみしくて美しい…

〇54頑固さが顔に出る犬薮じらみ       
止めてるのに、叢を走るのですね。
頑固な犬の表情を想像して、楽しくなりました。



       

選句です。 - 毬

2026/10/02 (Fri) 15:59:36

〇05束ねては花売るやうに唐辛子 
 唐辛子は束ねると花束のように愛らしく見えます。
 花売るやうに が素敵な表現ですね。

〇13風筋を測りて軒へ唐辛子    
 よく乾くように風を視て軒に吊るすのですね。
 風筋を測る 光景が見えるようです。

◎14干しあげて天鵞絨の肌唐辛子  
 ビロードの肌にはびっくりしましたが、確かに
 艶々と美しいですものね♪

〇23虫の音へ変はる雨音夕茜   
 雨から虫の音への美しい時間経過ですね。

〇34こつと打つ茶杓の反りも水の秋 
 茶杓で茶碗を打つ音は微かだけど凛としています。
 目の付け所が素晴らしい!

◎36ハーレーの音や花野のくすぐつたい  
 ハーレーダビットソンの排気音に揺れる花野を
 くすぐったいと言える詠み手が素敵です。

〇47ふんわりと柔らかに研ぐ今年米      
 新米を研ぐ手をふんわり柔らかくと表現すると
 新米が本当においしそうに感じます。

〇49いわし雲猫それぞれにある居場所 
 ねこはそれぞれに好きな場所があるようですね。
 鰯雲が見られるようになると心地よくその場所で
 居眠りの猫ですね。

〇51天を目指すか朝顔の延び放題  
 我が家の朝顔も今はこの状態です。
 点を目指すかのような勢いを感じます。

選句です。 - もね

2026/10/02 (Fri) 14:09:45

毬さん、ぽけっとさん、お世話になります(^^)
 
〇05束ねては花売るやうに唐辛子     
素敵な比喩です。束ねて花売るやうにがリアルでいいですね。
まさに唐辛子の真髄です。

◎06糸唐辛子ふはりとパスタ整ひぬ     
糸唐辛子!それもふわり。これは思いつきませんでした。
映像が良く見える俳句です。最後のひと手間がパスタを整えるのですね。

〇14干しあげて天鵞絨の肌唐辛子     
『天鵞絨』を調べてなるほど!と思いました。干し上げてこそ光沢が出そうです。

〇28気兼ねなき旅の道々鵙猛る
素朴な旅ですが、鵙の鳴くほうへ風の吹くほうへ。行き当たりばったり。気兼ねなきに気持ちが伝わっています。こんな旅に憧れます。

◎34こつと打つ茶杓の反りも水の秋      
お茶席での一コマ。茶杓の反りの発見、またこつと打つ音が静かに響き渡り、水の秋の季語が抜群です。

〇33踏切の幅に色なき風の道
踏切の幅が発見ですね!どこにでも色なき風の道があるんだ。
踏切と色なき風合いますね。

〇40鶏頭を抜き所在なき庭となる
確かに鶏頭は存在感がありますね。庭の目印であり、見張っているような顔ですね。抜いてしまえばどこにあったのか秋風が吹くばかり。

〇50水中へ続く石段月明り         
アトランティスの遺跡を思わせる景ですね。やはり月明かりと石段が誘うのでしょう。水中へがいいですね、じっくり見ていたのでしょう。

選句です! - 龍吉

2026/10/02 (Fri) 13:45:18

毱さん、ポケットさんいつもお世話いただきありがとうございます。

◎16唐辛子触れば痛さうなる赫よ
まだ触れてはいないのだろうが赫色自体が痛そうと感じた佳句。

◯03平凡な庭に真つ赤な唐辛子
平凡な庭というくらいだからどこにでもある庭だろう。そこにポッと唐辛子が見える。いかにも秋を感じる。

◯04闇早き山家の軒や唐辛子
山から暮れるのか里から暮れるのか。山だろう。
唐辛子にも夕闇が溶けてゆく。

◯15わらしべで括る三束の唐辛子
農村の暮らしぶりが「わらしべ」でよく見える。

◯20これ以上赤くはなれぬ唐辛子
唐辛子できてから赤くなるのだが同じ赤色に見える。「これ以上」が効いている。

◯34こつと打つ茶杓の反りも水の秋
つくづく秋と感じる茶杓の音。

◯46月天心巨船しづかに眠りをり
貨物船かフェリーか、巨船が一人ぽっち。

◯53一列に保育園児や草の花
草の花の賑やかさと園児の賑やかさ。


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